今年の初読みは伊坂幸太郎氏の長編「ゴールデンスランバー」です
去年買ったのですが氏のファンでもないし、長編だし何で買ったのかな~
とか思っちゃいましたが、きっと本屋さんのポップが良かったんでしょうね
ストーリーは
新首相がパレード中に爆殺される。なぜか無関係な青柳雅春が無実の罪で
犯人に仕立てあげられる
相手は国家または巨大権力
あらゆる手段を使って彼を犯人に仕立てあげようとする。
最後は口封じで犯人として処刑しようと試みる・・・
なんで俺が選ばれたの?と自問自答しながら逃走劇
さぁ巨大権力から逃げ切れるのか・・
現実離れしたストーリーはともかく前半はあちらこちらへの布石打ち
それが後半に確実に繋がっていく展開は読んでいても心地が良くて
氏の実力を感じます。正月休みに楽しませてもらいました。
まぁ、ないとは思いますが、映画化ドラマ化は失敗する
パターンと思いますのでやめたほうが良いと思います
あくまでも小説の世界で「あ~おもしろかった」です
「天空の蜂」「亡国のイージス」など日本でありえないパターンの
映画化は現実感がありません。
昔聞いた話、ハリウッド映画でちょっと「ありえない」ような
ストーリーもアメリカ人は広いアメリカではきっとこんな事が
どこかにある(起こってる)と信じて見てると言ってました
今年一年色々な本に出合えることを楽しみに。